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【昭和58年生まれにとって懐かしい案件】今の小学生との格差を感じるのは私だけか!?

2018/05/25
 

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■ライター ■夫・長女(小4)・次女(小1)・三女(4歳)の5人家族 ■3人育てているのに物忘れが酷いため、育児について聞かれても『わかんない』としか答えない役立たず。

今回の記事は、昭和58年生まれ現在34歳主婦、もといオバサンのたわ言です。

 

突然思い出話になりますが・・・

 

わたしが小学生だった頃、アニメの主題歌で「この歌いいなー」と思ったものは、ラジカセをテレビの前にスタンバイさせて必至で録音していました。

 

「ちょっとー!カレー混ぜてきてー!」と遠くで叫ぶ母の声まで一緒に録音されている、カオスな「コラボテープ」は、もちろん雑音交じりだし、フルコーラスではないし。

 

ですが、今の小学生はどうでしょう?この歌いいな!と思ったものはすぐ「YouTubeで検索!」。音質は最高だし、フルコーラス、プラス映像まで見ることが出来ます。

 

思い起こせば、今と昔で変わったこと、変わったものって沢山ありますね。

 

そんな訳で今回のテーマは『昭和58年生まれの主婦が語る、ここが変だよ(羨ましいよ)現代の小学生』についてです。

 

ビデオ録画、オカンに頼んだのに録画されてないやんけ!

1990年代、私が小学生の頃。我が家では、喧嘩の理由がダントツこれでした。

 

今みたいに番組表をテレビに表示させて、録画ボタンぽち!じゃないですからね。

 

新聞のテレビ欄で「日付・時間・チャンネル」を確認したのち、デッキにそれを入力する。という面倒な工程を踏む必要がありました。ちなみにうちの母は、機械にめっぽう弱いのです。

 

録画を頼んだのに、録画されていない!という出来事は日常茶飯事。不平不満を訴えると「やかましい!」の一声で蹴散らされました。

 

今の番組録画は、機械音痴でも出来ますよね。何なら1年生の次女にだって出来てしまいます。昔のひと手間は、今では1クリックで済むのですね。小学生時代のわたしの悔しい思い出も、私が現代っ子だったら感じることのない思いだったのでしょう。

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ビデオは見るのも面倒だし、増える

 

ビデオテープは増えます。スズムシ並みの繁殖力です。

 

私が小学生の頃、おばあちゃんも一緒に住んでいたので「美空ひばり特集」「橋幸夫特集」「村田英雄特集」と、マジでカラーボックスの中が、演歌界の大御所たちでパンパン状態でした。

 

「のりこのビデオ☆姫ちゃんのリボン1~10話☆」と頑張って作った自作のビデオテープには、知らぬ間に「島倉千代子」が入っていたこともありました。いえね、いいんですよ。どうせ録画したことに満足して、見ることはごく少なかったですし。

 

ただね・・・ただ。

 

『のりこのビデオ☆姫ちゃんのリボン1~10話☆』て表紙に書いとるねんから、島倉千代子で上書きするなや。そんな感じですかね?てへぺろ

 

今はビデオテープなんて持っているご家庭は少ないでしょう。録画してあるものを見るときだって、リモコンでポチポチすれば見ることが出来ます。それが今の小学生にとっては当たり前の日常です。

 

分からないことはググれという教育

3年生の時だったかな?長女が

 

「1デシリットルって何リットル?」という質問をしてきたんですよ。

 

は?それは何デシカ?と、ダジャレを言いたくなるような単位ですが、わたしは迷わずこう言いました。

 

「よし!ググろう!一緒にググっちゃお!」

 

これも昭和58年生まれの私が、小学生の時には考えられないことですね。昔だったら調べるときの選択肢が

  • 親と一緒に教科書を見直したり
  • 先生に聞いたり
  • 辞書で調べたり

ひと手間かかるものばかりでした。

 

指先ひとつで、問題解決できる現代に生まれた我が子。昔は『調べる』という選択肢が豊富にありましたが、現在では豊富にありながらも、選択肢に加えなくなっている気もします。

 

てか、すぐにググっちゃうのはうちだけデシカ?!

 

組み立て体操、過保護すぎじゃね?

うちの両親は、姉が組み立て体操の練習をしているときに発した『怖い!無理』という言葉に対し、こんなことを言っていました。

 

『あほか!骨の一本や二本大丈夫や!』

 

骨の一本や二本て・・・ごん太の骨っこかよ。

 

確かに、組体操の練習中に怪我をしている生徒は何人かいたし、最後の見せ場『ピラミット』では、体格の大きい子は一番下。私の隣の席に座っていた坂本君は、体育の授業が終わるたびに「なぜオイラがこんな仕打ちを・・・!」的なことをボヤいていました。

 

私の娘は今年5年生。うちの小学校は児童数が少ないので、組み立て体操は5・6年生合同。今年の運動会は、もれなく長女も組み立て体操が始まるのです。

 

私はそこそこ過保護なので、なるべくなら怪我はさせたくないし、うちの両親みたいに昭和な子育て論はもちろん納得できません。

 

ただ、現代の組み立て体操が、昔とあまりに風変りしてしまっているのを見ていると、ちょっと・・・あまりに過保護すぎるよね。と呟きたくなります。

 

ピラミットなんて後ろから見ると、もはやピラミッドじゃないしね。

出典:NAVERまとめ

ランドセルの色が虹色レベル

ただそれだけ。どうしても言いたかった。

 

関係ないけど・・・娘の友人で「茜ちゃん」という子がいるんですけど、その子が持っているランドセルの色が「紫色」なんです。

 

はじめて目にしたとき、速攻で「そこは茜色じゃないんかーい!」ってツッコんでしまいました。

 

カメラは写ルンデスが当たり前なんデス

 

この記事を書くにあたり、娘に「写真はどうやって撮るのが当たり前?!」という唐突な質問を投げかけてみました。

 

「え?スマホじゃないのん?」

 

という予想通りのご回答。

 

4歳の末っ子だって、スマホを向けるとポーズを決めるという成長っぷりです。では仮に、小学生の頃の私にスマホを向けてみましょう。どういった反応を示すと思いますか?

 

多分ですけど、わたしは、ばあちゃんの影響で「水戸黄門」をよく見ていました。なので、「印籠か?!ははぁ~」ってなると思います。当時からしたら携帯電話ですら珍しいのに、それに付属してカメラまで内蔵されてるとか・・・「そうか・・・ついにドラえもんの世界に入るのか」って思ってしまうと思う。

 

しかし、生まれた瞬間からスマホで写真撮影されてる現代の子供たちは、それが当たり前の光景なのでしょうね。

 

現代の小学生は、暇つぶしが苦手だと感じる

これは子供だけでなく大人もですかね。

 

スマホが普及してからそれを、とても痛感しています。わたしは小学生のころ、暇を持て余す時間がかなり多くありました。

 

そんな時

  • 家にある本を読んでみたり(すでに3回以上読んでいて内容の知ってる本)
  • ぬり絵をしたり
  • 着せ替えしたり
  • 将来住むであろう(住みたい)家の見取り図を考えて、長時間かけて作ったり
  • 自分のサインを考えてみたり
  • 貯金箱の中を開けて、お金を数えたり
  • 近所の友達の家に押しかけたり
  • 近所のお店に行って、店員さんにインタビューしたり
  • 手袋で人形を作ったり
  • リカちゃん人形の髪の毛を切って、母親にどつかれたり
  • 無意味にでんぐり返ししたり

暇なときに、自分で何かを考えだす力が強かったように思います。(「無意味にでんぐり返し」とか、割とどうでも良いことしかしてないな・・・)

 

今の小学生はどうでしょう?音楽だってすぐに聴けるし、好きなテレビもYouTubeも、手を伸ばせばすぐに届く距離にあります。本当の「暇を持て余す」時間って経験している子供は、如何ほどいるのでしょうね。

 

これは大人も同じで、スマホが普及するまで私は、出かけるときは本を持ち歩いていました。家で暇だなーと感じれば、散歩したり、読書をしたり・・・自分の好きなことに時間を使っていました。

 

今は、暇なときはTwitterを見たり、ネットで漫画を読んだり。『暇!』と感じるときがなくなったように思います。

 

現代の子供たちは、生まれながらにして『暇』を感じられる時間が少ないです。受け取る情報が多すぎるあまり、自分から受け取りに行く・作り出す・何かを起こす力は、昔の人の方が貪欲だったのではないかな?

 

昔も今も変わらない「心の授業」とは

 

4年生の娘の参観日に行った私は軽く衝撃を受けたのです。「まだごんぎつねの授業ってやってるんだ・・・」って。

 

思えば、わたしが昔研修先で受けた授業も「ごんぎつね」でした。

 

新見南吉さんが18歳のころに執筆された「ごんぎつね」。

 

なぜこの本が、長らく国語の教科書に使われるのか?考えたことありますか?

 

「ごんぎつね」は3~5分程度で読めるし、3~4歳にもなればその内容も大方理解できるような書籍です。ですが、あえて4年生の授業で、国語の中ではかなり長時間かけて取り組まれる教材でもあります。

 

たった3~5分で読める内容の中で、登場人物(「ごん」と「兵十」)の起承転結がこれほどまで、如実に書かれている書籍って実はあまりありません。

 

 

授業では「ごんはあの時、どんな気持ちだった?」「なぜ栗を持っていたの?」「兵十の心の変かは?」など、とにかく国語の中でも、心情に対する問いかけの多い教材になっています。

 

  • 1~3年生(低学年)では、文章に書かれていることから学びとる学習。

対して

  • 4~6年生(高学年)では、想像力を働かせ子供の『心の成長』を目指す学習。

です。

「ごんぎつね」の授業参観を見て、『これだけは今も変わらないんだなー』と、なぜかホッとする出来事でした

 

まとめ

 

テレビやスマホ、ランドセルの色など、たった20年余りで世の中が大きく変わりました。

 

あなたは、昔の方がよかった!と思う反面、自分も現代に生まれていたら楽しかっただろうなーと思ったことありませんか?

 

そんな中『ごんぎつね』の授業参観を通して『子供の心を育てる教育』は未来永劫。ここだけは、どんなに時代が発展しても変わらないのだなーと、少し安心しました。

 

結局何が言いたかったのかというと、ランドセルの色は可愛いの沢山あるし、録画を失敗されることもないし、YouTubeあるし、組み立て体操も簡単なものになってるし・・・羨ましいな!現代の小学生め!コノヤロ!

 

でも、今と昔の根本的な教育や、子供たち自身の在り方は、わたしが小学生の頃と同じだな。って感じたことを伝えたかったのです(無理やりまとめました!笑)

 

おっしまーい^^

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