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【0~5歳】元書店員が解説!幼児向け図鑑の選び方とオススメ本

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
4歳と1歳の息子がいるライター&ブロガー。関西人であることを隠しきれていない関西人。「一度座ってしまうと長い」ぐーたらズボラ主婦。

最近では4か月検診の時にファーストブックと言って、読み聞かせデビュー用の絵本をプレゼントしてくれる自治体も増えてます!

「読み聞かせは赤ちゃんに良いもの!」とは言ってもまだ小さい赤ちゃんだと反応も少ないし、難しいですよね。

 

実は0~2歳くらいの子どもにとって、絵本の役割は「読んで聞かせるよりも、一緒に見て楽しむ」ことが大事なんです。

今回は、児童書コーナーを2年担当していた元書店員ママが、小さな子どもでも親子で一緒に楽しめる図鑑を紹介します!

 

子ども用図鑑のメリット

図鑑と聞くと昆虫や動物がたくさん載っているものをイメージしますが、子ども用の図鑑は絵本の仲間。ストーリーのない絵本というとわかりやすいでしょうか?

 

ストーリーがないぶん、絵に集中しやすいし、小さな赤ちゃんでも楽しめる工夫がたっぷりなのがなんと言っても魅力です。

 

1.ものを「見る練習」になる

生後3か月の赤ちゃんの視力は0.01ほど。そこから視力がだんだんと発達していき、3歳~6歳でやっと1.0に達します。

視力の発達のためにはいろいろなものを見ることが大事。ものをハッキリと見る力は未熟でも、色の区別はつくと言われているので、0歳児は鮮やかな色合いの絵本が特におすすめです。

 

2.ものを「知る機会」を増やす

1歳になり歩けるようになってくると、子どもの世界は一気に広がります。たくさんのものを見て、いろいろなことを知っていく段階。

 

でも、ただ見ているだけで「知る」のは難しいです。

 

  • ものには名前があること
  • 日本語の音を聞くこと
  • 音と名前と物を結び付けて認識すること

 

これを一度に、しかも親子で楽しくできるのが、子ども用図鑑のいちばんのメリットです。

本だとパラパラ流し読みしている間にいつの間にか記憶に残ってた・・・なんてことも!

“みてみて”

 

3.ものに「気づく経験」につなげる

歩けるようになっていろんなものを見ても、知らないことって気づけないんですよね。

でも、いろんなものの名前を憶えてみると、今まで背景の一部だったものにちゃんと気づけるようになります。

 

  • ただのオレンジの物体が「ニンジン」に。
  • 同じ四本足の動物だったものが「いぬ」と「ねこ」に。
  • パパの目についてる丸いものは「メガネ」に。

 

子どもがものを見つけた時の「あった!」という指差しは、言葉を話すための大事なステップなので、どんどん「あった!」を増やせるといいですよね。

図鑑に載ってたやつだね~よく気が付いたね~!と会話を広げるきっかけにもなります

“みてみて”

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0~5歳児向け、図鑑選びのポイント

絶対にボードブックを選ぶこと

  • 小さな子どもでもページをめくりやすい
  • 手で押さえなくてもページが開いた状態になる
  • 丈夫で、子ども一人でも読める

ので、子ども用図鑑は絶対にボードブックタイプ(ページに厚みがあってしっかりしたつくりのもの)を選んでください。

 

イラストか写真か

 

  • リアルな写真のほうがわかりやすい子
  • デフォルメされたイラストの方がかわいくて親しみの持てる子

その子によって合うテイストは違います。どちらが良い・悪いではなく、わかりやすさに個人差があるだけ。

なので、図鑑を楽しめるように、子どもと一緒に見比べて選ぶことをおススメします。

 

身近なもの=親しみがあるもの

  • クルマでよくお出かけをする
  • ペットを飼っている
  • 食べることが大好き

子どもによって身近でよく触れているものって差が大きいです。なので、図鑑を選ぶときは「その子の一番興味(親しみ)のあるジャンルのページ」を見比べて選ぶと良いと思います。

 

長男は飛行機が好きだったので、飛行機の図鑑ばっかり3冊買いました。こういう選び方もアリ・・・!

“みてみて”

 

オススメの子ども図鑑(イラストタイプ)

こどもものしりずかん

親しみやすいイラストでデフォルメもほどほど。くだもの・みのまわりのもの・からだなど身近なものはもちろん、手遊び歌が載っているのが面白いです。親子で一緒に楽しむのにはピッタリ!

 

ちなみに、最近のトレンドとして日本語と英語両方が載っているものが主流です。

“みてみて”

 

あかちゃんごおしゃべりずかん

 

2歳前後の子どもはまだまだ発音がうまくないです。子どもがまず発音しやすいのは「ま」「ぱ」「あいうえお」など。

この図鑑はものの名前を「赤ちゃん語」で紹介することに特化しているので、大人が読んでいてもかわいらしくて楽しいです。

 

子どもの成長スピードはとても早いけど、言葉の拙い貴重な時期だからこそオススメしたい一冊

 

ちなみにイラストはしましまぐるぐるのかしわらあきおさんです

“みてみて”

 

 

 

オススメの子ども図鑑(写真タイプ)

おなまえ いえるかな?はじめてのずかん555

 

うちの子どもたち(4歳と1歳)の愛読書です!下の子は食いしん坊なので、たべものやデザートのページをずっと見ています!笑

 

食べ物の写真が本当に美味しそうで…一緒に読んでいるとお腹がすきます!笑

“みてみて”

 

2017年10月に増補改訂版が出て、紹介されている点数が300→555と約2倍になりました!他の図鑑に比べて圧倒的なボリュームなので、読みごたえたっぷりでうれしいです。

 

はじめてずかん415

 

コチラも人気の図鑑。その秘密は、公式HPで日本語と英語の音声がダウンロードできちゃうから!

スマホとPCから聞けるし、各ページテーマごとにダウンロードできるので、英語の発音まで学べちゃいます。

他にも英語つきの図鑑はいっぱいあるけど、親が英語話せないと意味ないもんね。この図鑑だと音声が利用できるのでめっちゃいい!

“みてみて”

 

迷った時は年齢別絵本という手も!

2さいだもん (ふれあい親子のほん)はシリーズ累計180万部を突破しているロングセラー知育絵本。年齢に応じたものを選ぶだけで、子どもの発達段階に合わせた見せ方で楽しめるのがいいところ。

 

そんな人気のシリーズから2017年9月にポケット版が発売されました!これで、1人でも読みやすいしお出かけにも持っていきやすくなってとても便利に!

 

イラストの方が親しみやすいもの、写真の方が楽しみやすいものをうまく選び分けられていて、見せる工夫がはんぱない!

 

子どもの好みに左右されにくいので、プレゼントにオススメ!

“みてみて”

 

まとめ:幼児期の遊びにうまく図鑑を取り入れよう

子ども用の図鑑は、小学生用の図鑑のような解説はありません。とにかく「見て楽しい」が大前提。

 

小さい子どもにお勉強は要らないですよ。遊びの中で楽しくいろいろなことを知って親しむことが大事。そして、その遊びに親も一緒に楽しめると最高です。

 

  • おいしそうだね
  • かわいいね
  • 赤いね。こっちは緑色だね
  • 図鑑で見たお野菜が売ってるね

そういう親子のコミュニケーションツールとしても子ども用図鑑はおすすめなので、ぜひお子さんと一緒に見比べて選んでみてください!

 

▼ 元書店員オススメの知育絵本(?)はこちらから ▼

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