元書店員おすすめの知育本7選!幼稚園児〜小学校低学年編
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今でこそ2児の母ですが、結婚するまでの2年間書店で働いていました。担当はなんと児童書!!
児童書と聞くと絵本を思い浮かべますが、読み物や図鑑の管理だけでなく時には機械の修理までが業務範囲。
え?機械・・・?
そうなんです。実は各出版社、子どもたちを楽しませようといろいろなものを売り出しております。
そこで今回は、「元児童書担当の書店員がオススメする、絵本以外の知育本」をご紹介します。
どれもISBNコード(書籍販売専用のバーコード)がついているものなので、すべて書店で買えますよー^^
目次
1.好きなキャラと一緒に学ぼう!「とけい絵本」
保育園や幼稚園の登園前や夜の忙しい時間、子どもがモタモタしてるとイライラしてしまいがち。でも、子どもは時間の概念がつかみにくいんですよね。
そこで役立つのがとけい絵本。
- 自分で針を動かすことで60分=1時間が感覚的にわかりやすい
- 時計への意識づけが楽しくできる
- アナログ時計で視覚的に時間を理解しやすい
というメリットがあります。
今はスマホが主流。デジタルの時計はよくみますが、アナログの時計のほうが「9のところにあった長い針が12に移動したから15分。」というように、小さい子どもにとってはわかりやすいんです。
男の子なら電車やトーマス、女の子ならプリンセスと、とけい絵本のラインナップはとても豊富なので、子どもの好みに合わせやすいのも嬉しいですよ。
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2.耳と目で読む「音のなる絵本」
おもちゃのように見えますが一応「音のなる絵本」です。デジタルネイティブの子どもたちにとって、アナログな絵本は退屈に感じてしまうこともあります。
そこで、紙の絵本に親しむ前の準備段階としても人気なのが音のなる絵本です。
運転手ごっこやおままごとができる音のなる絵本もありますが、わたしがおススメするのはこの2冊。
あいうえおのボタンを押すとそれぞれ対応する単語が読み上げられるので、ゲーム感覚で音と文字を一緒に覚えることができます。
3.集中力と指先を鍛える「ひも通し」
子どもの脳を刺激するのに一番効果的なのが指先の動きです。巧緻性(こうちせい)といって、指先を器用に使えるようになることが、子どもの脳の発達に大事なんです。
とはいえ、細かい作業をするには集中力が必用。子供が楽しんでできるものがいいですよね。「どうぶつひもとおし」はつまむ・通すといった動作が2・3歳児にピッタリ。
4・5歳児には色と形で空間認識能力も身につくこちらがおすすめです。
シールが大好きな子にはこちらもおすすめ。1000枚もあるのでひたすらシールを貼れます。笑
こちらの商品はシートとシールがミシン目で切り離せるので、シールパズルにだけ集中することができます。
対応する色と形のシールを貼っていくだけの単純作業ですが、集中力がつきますよー!
シール系の絵本のなかでは「達成感」を得られるのが特徴です。
“みてみて”
4.ルールと戦略を学ぶ「どうぶつしょうぎ」
藤井プロ効果で将棋への注目が高まっています!とはいえ、小学校低学年くらいの子どもにいきなり将棋は難しいです。
そこでこの「どうぶつしょうぎ」。
- コマに動ける方向の印がついている
- 3×4マスなのでいつでもどこでも遊べる
- シンプルだけど奥が深い
というメリットで、親子や親戚間で楽しく遊べます。
5.切る・貼る・塗る・書く「ぬりちょきぺったんブック」
2~4歳児にはこれが正解!
月間幼年誌「めばえ」に収録されているアンパンマンドリルだけを集めたものがこの「ぬりちょきぺったんブック」。
「めばえ」だとすぐにやり切っちゃうので、たくさんあつめてあるこの本はとてもありがたい・・・!
たくさんチョキチョキしても本の最後におかたづけポケットがついてるので、お片付けの練習もできてうれしいです!
6.発見力を鍛える「デザインあ」
生活のなかの身近なところに散りばめられているデザイン。この本は「あな」にテーマを絞り、たくさんの「あな」が収録されています。
子どもが世界に興味を示すのに「認知」は大事なステップ。
ここにこんな形がある。ということを知れば、「他にはどんな形があるんだろう?」と子どもの好奇心を育めます。
わたしにはこの本の表紙がもう「〇〇〇〇〇」にしか見えなくなっちゃいました。認知ってこういうこと。大人もぜひ一緒に読んでみてください!
“みてみて”
7.想像力と表現力を鍛える「らくがき絵本」
超定番ロングセラー品です!真っ白のお絵描き帖ではできない「想像力」を伸ばすことができる「らくがき」本です。
どんどん書き込んで、自分だけの絵本に作り上げてみてください!
けっこう大判だけど、ザラザラしたわら半紙っぽい紙質もまた、イマジネーションを刺激します。
“みてみて”
おまけ:さかなつり!?こんなものまで「本」です
隠れたヒット商品、さかなつりマグネットブック!笑 これも一応、「本」なんです。
児童書担当スタッフ一同「これはもう本じゃない…けどめっちゃ売れてる…!」と話題でした!笑
“みてみて”
単純なゲームだけど子どもたちに大人気。竿は2本ついてるので親子やきょうだいでも楽しめます。
ちょっと変わった魚も入っているので、釣り上げた魚を図鑑で調べるのも学習のきっかけになりますね。あそびの傍らにチェックするなら持ち運びしやすいポケット版の図鑑がおすすめです。
まとめ:「知育は楽しく」が大前提
書店の児童書コーナーには絵本以外にもたくさんの本があります。どれもすべて子どもたちの健やかな成長を願って、楽しんでもらえるような工夫がたくさんなされています。
書店員時代、「おススメ本はなんですか?」とよく聞かれていたのですが、子どもによって好みも感性も成長度合いも違うので、「これがおすすめ!」っていうのは決められないんですよね。
「今人気の本は?」「個人的に好きな本は?」なら答えやすいです。
“みてみて”
どれだけ名作でも、その子にとってやらされてる・押し付けられてる状態だと、知育どころか逆効果。
どの本も、誰かの大切な一冊になる。
町の書店の数は少なくなっていますが、子どもと一緒に実際の本を手に取って、本との「出会い」の機会を大切にしてもらえると嬉しいです^^