4歳児が楽しめる!おススメ絵本『ケチャップれっしゃ』レビュー
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末っ子が通う幼稚園では長期休みに入る前、それぞれの学年(年少・年中・年長)に合った本を、プレゼント!という、なかなか粋なはからいをしてくれます。
年少の娘(3~4歳児クラス)の今年の絵本は、煙突からケチャップをはき出しながら走る列車、『ケチャップれっしゃ』
ユニークなイラスト・子供に馴染みのある食材・ユーモアあふれる内容に、末っ子は絶賛ハマり中!
という訳で今回は、4歳児が大興奮!楽しめる、おススメ絵本『ケチャップれっしゃ』の感想です。
勝手に自己評価『ケチャップれっしゃ』 | |
評価項目 | ★の数(5が満点です) |
①ユーモア | ★★★★★ |
②好奇心 | ★★★★★ |
③盛り上がり | ★★★★★ |
④リズム | ★★★★★ |
⑤感動 | ★★☆☆☆ |
⑥読みやすさ | ★★★★★ |
⑦読後の活用方法 | ★★★★☆ |
目次
『ケチャップれっしゃ』はこんなお話
けちゃ けちゃ けちゃ けちゃとやってきたのは、ケチャップれっしゃ。ケチャップを必要としているのはだれかな?
待っていたのは、みみずのきょうだい。このホットドッグにケチャップおくれ。おやすいごよう。ぷぷぷぷぷっちゅ~!
煙突からケチャップをはき出しながら走る『ケチャップれっしゃ』。
ケチャップれっしゃが走る線路には、『ケチャップおくれ』と待ち構える愉快な仲間たちがいます。
出てくる仲間たちや、ケチャップをかける食材は、子どもたちも知っている食べ物、好きな食べ物ばかり。
内容は至って単純なものですが、この絵本には子供だけでなく親も、そして読後も楽しめる工夫が盛りだくさんです!
ひとつひとつ見ていきましょう^^
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おススメポイント① ケチャップをれっしゃに例えるユーモア
出典:ザ・キャビンカンパニー「ケチャップれっしゃ」(すずき出版 2016年8月出版)
オムライスにナポリタン、ポテトにアメリカンドック・・・
子どもはケチャップ料理が大好きです^^我が家には3人の娘がいますが、3人とも例にもれず『ケチャップ好き』。
そんな、子供にとって馴染みのある、大好きな調味料を列車に例えるユーモアに引き込まれてしまいます。
ぷちゅー!と煙突からケチャップをはく時の顔なんて、かなり面白い!
めちゃくちゃ本気で、煙突からケチャップを絞り出してるんです。
読み手もつられて、結構本気で絞り出すように力を込めて絵本を読んでしまいます(少なくとも私は、本気で読んだ)

本気のイメージ図
おススメポイント② 次は何が出てくる?という好奇心と盛り上がり
『ケチャップれっしゃ』では、可愛い仲間たちが、食材をもって『ケチャップれっしゃ』がやってくるのを待ち構えています。
- 次は、どんな仲間が出てくるのかな?
- どんな食べ物だろう?
- 自分なら、どんな食べ物にケチャップをかけるかな?
そんな好奇心や想像力を働かせながら読めるので、『早く次のページが見たい!』そんな気持ちにさせてくれます。
3回目以降くらいになると『次は○○!』と、子供が先に答えたりするようになりますが・・・
『おだまり!』とは言わず(当たり前)、『正解!わぁ!すごいねー!よく覚えてたねー!』と言うと、子供はニンマリしています(笑)
おススメポイント③ 擬音がたのしい!リズミカルな表現
『ケチャップれっしゃ』が線路を走るときの音は
シュッシュポッポ・・・ではなく、
けちゃ けちゃ けちゃ けちゃ
ケチャップを絞り出す時の音は
ケチャップの出が止まらなくなってしまったときの音は
同じ音の繰り返しは、読み手もかなりテンションあがります(笑)
子供って、ちょっと変わった言葉に敏感ですよね(笑)男の子だったら『ぶり ぶり ぶり』にテンション上がりそう!
2~3度読むと、台詞を覚えちゃったのか・・・わたしが読んでいると、ページをめくるより先に
『ぶり ぶり ぶり ぶり ぶり ぶり』
と盛り上がっていますよ^^
おススメポイント④ 会話と擬音のみの読みやすい文章
『ケチャップれっしゃ』では、文章が全て
- 会話文
- 擬音
で表現されています。
絵本や昔話特有の、ナレーション(解説や語り)というものがなく、絵本に出てくる仲間たちとの会話と、擬音で成り立っています。
こども目線で見ていると
- 仲間たちが自分に語り掛けているような・・・
- 擬音を感じることで、自分もその場にいるかのような・・・
会話と擬音のみで成り立つ物語の中で、気づけば絵本の世界へと引き込まれていきます。
『ケチャップれっしゃ』は読後も親子で楽しめる!活用事例をご紹介
食事を楽しめる
ケチャップをかける料理を食卓に出したときに、我が家の末っ子は
『ケチャップれっしゃがきたでーー』(関西人なので)と、ケチャップを持って喜んでいます^^
子供って、お手伝いが大好きですよね^^この絵本を読む前は、
『ケチャップ持ってきて』『ケチャップかけて』
という言葉かけをしていましたが、今は
『ケチャップれっしゃはどこかなー?』『ケチャップれっしゃ出発お願いします』
に変えました。大喜びしてくれます^^
ちなみに、小学4年生の長女はケチャップを持って「けちゃっぷれっしゃー!」と言ってる末っ子を、冷めた目で見ています(笑)
親子の会話で楽しめる
絵本を読んだ後も、
『ほかにケチャップをかける食べ物って、何があるかな?』
『○○ちゃんは、絵本の中のどの料理が食べたい?』
『ケーキにケチャップかけたら、おいしいと思う?』
というように、親子の会話を楽しみながら読むのも楽しかったです^^
親も楽しんじゃおう!隠れお楽しみポイント
ケチャップの顔がリアルで面白い
著作権の関係上、画像は載せることが出来ませんが、顔がかなりリアルです。
上手い表現方法が見つからないのですが、ちびまるこちゃんの「永沢君」や「藤木君」のような何とも言えない表情で楽しませてくれます。
何て表現するんだろ?キモかわいい?リアル(顔がリアルってこと)可愛い?愛嬌のあるキャラクターです^^
文字がケチャップ
おおお!タイトルがケチャップっぽいフォントになっている!(笑)
こういう、ちょっとしたこだわりを見つけると、嬉しくなります!
まとめ:ケチャップれっしゃは、大人も子供も楽しめる工夫が盛りだくさん!
1年生の次女にも読んであげたところ、次女も喜んで聞いていました^^
ただ、末っ子(4歳)のように「うぉぉぉぉ!ケチャップれっしゃがきたぁぁぁ!」みたいな盛り上がりはなかったです(ま、当たり前か!笑)
『ケチャップれっしゃ』は、2歳くらいから幼稚園年中さんくらいまでのお子さんが、興味を持って楽しめる最高の絵本です。
もう少し詳しく知りたい(中身をもう少し見たい!)方は、『ザ・キャビンカンパニー』さんの公式HPに載っていますので、そちらをご覧ください^^
おっしまーい^^