#子連れ会議OK?育児と仕事の両立をもっと楽に!同伴OKも保育園増設もやればいい
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熊本市の緒方議員が、市議会に生後7カ月の子どもを連れて着席した件。
子連れで議会参加はアリかナシか、ここ数日twitterがざわざわしていました。
緒方議員の行動には賛否両論!
個人的には、「子連れ出勤の話題が注目されるのはイイネ!」と思って、このニュースを眺めていました。
子育て世帯に厳しすぎるこの国に、育児と仕事の両立について考えるきっかけを与えてくれたと思います。
目次
常識を変えようとするときは、波がたつのは当たり前
twitterを見てると、
「議員のくせに、正規ルート以外の破天荒な行動をするな!」(子連れで議会に参加していいか、事前にきちんと聞いて、ダメだったらあきらめろ)
「ルールを破るな!」
「パフォーマンスはけしからん!」
という意見がめちゃ多かったです。
けど、わたしは、変えたいことや信念があるのなら、ルール破りでもいいじゃんって思います(そもそも、議会のルールも解釈次第。緒方議員的にはルールを破っているわけではない)。
パフォーマンスでもいい!
みんなが優等生でいるだけじゃ、世の中、何も変わらないですから。
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子連れ会議OK?NG?
子連れ会議はアリかナシか議論は白熱中。
わたし個人としては「断然アリ」派です。
ええやん、ええやん、赤ちゃん連れでもええやん
お母さんが仕事できて、会議の進行の妨げにならないならええやん
って思うんですよね。
お母さん自身が「子どもを連れて行っても大丈夫」と判断した職場環境であれば、同伴もアリなんじゃないでしょうか?
もちろん、子連れ出勤をOKとするには、仕事や会議の種類、職場環境、子どもの状態など、考えなければならないことは山盛り。
でも、それを一つずつ丁寧に考えずに、子どもの職場同伴はぜんぶまるっと「NG」とするのは、怠慢すぎるんじゃないか?と思うんです。
赤ちゃんはかわいそう論、それって本当に「かわいそう?」
何かというと、「赤ちゃんがかわいそう」「子どもがかわいそう」とこちらが反論しにくい正義をふりかざして、自由を制限してくる人がいるんですよね。
「保育園はかわいそう」
「母乳じゃないとかわいそう」
「離婚したらかわいそう」
こういう意見もよくありますが、本当にこれって「子どもにとって、かわいそうなこと」なんでしょうか?
今回の件に関しても、「議会に赤ちゃんを連れてくるなんてかわいそう」って言う人がいっぱいいたけど、わたし個人の意見としては、「別にかわいそうじゃない」って思うんです。
今回の場合、
-
- 冷暖房完備の施設内
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- 赤ちゃんは、母親のひざの上にいれる
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- 長時間の会議の日ではなかった
っていう条件だったし。
そもそも、「かわいそう」かどうかは、物心ついた子ども本人が判断すること。
わたしたちは、子どもが大きくなって、自分の言葉で自分の気持ちを語ったときに、その発言を真摯に受け止めればいいだけ。
「かわいそう」を勝手にこっちで決めて、常に先に先に対処しなくてもいいと思います。
子どもって、案外、どんな環境でも楽しそうにしてるし、
こちらの想像する以上に、与えられた環境から何かを学びとっているものですから。
子ども同伴での仕事。本当にできる?
とは言っても、子ども同伴でできる仕事ってあんまり多くはないと思うんです。
わたしは今は在宅ワークで、主にパソコンで作業をする仕事だけど、落ち着いて仕事をするのはほぼ不可能です。
子どもが歩きだしてからは、特に大変で、子供が起きている時間に作業できたことはほとんどありません。
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- PCを触っていたらキーボードを叩いてくる
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- 「僕を見て!」「かまって!」ていうアピール
- 行動範囲や手が届く範囲もどんどん広がっていくので、目が離せない
1歳と3歳の子どものために、危険な環境を極限までカットしている我が家でも目が離せない状況。
我が家の現状では、職場に連れて行っても、集中して仕事ができるわけがないとも思います。
職場に子どもを連れて行くとすれば、周りの人にも気を遣いますしね。
やっぱり保育園を拡充してもらって、母子分離した状態で仕事に集中したいという思いが強いです。
「子連れでもいいよ」という雰囲気は大変ありがたい
それでも、「子連れでもいいよ」という雰囲気はめちゃくちゃありがたいんですよね。
なんと言うか、自分が「ありのまま、ここにいていいんだ」って認められている気分と言うか。
「子育てをする自分」も「仕事をする自分」も、排除されない安心感と言うか。
子どもを預ける努力はめちゃめちゃするけど、それでもダメなときってあります。
そういう場合に、「子連れでもいいよ」っていう雰囲気があるのとないのとでは、心の余裕も全然違いますよね。
以前
子供が一歳の時リクルートに転職したんだけど、上司がワーママだった。出会って一言目で言われた言葉「あなた、ママをアピールして働きたい人?それとも関係なく仕事をバリバリやりたい人?」
その言葉でワーママが働くとはなんなのか悟り、以降子供の匂いは極力消して仕事をしてきた。隠しはしない。— 妻@ (@hana0831763) 2017年11月25日
っていうツイートがまわってきたんですが、これを見て、めちゃめちゃ震えました。
子育てしているのに、「子育て感を少しも感じさせない働きぶり」を求められるのは、どう考えても不健康。
でも、やっぱり、そういう雰囲気は、大手企業にもまだまだ広がっているんですよね。
大変なことを大変なままにしておくのはおかしい
「自分は苦労して保活して入園できたから」
「苦労してベビーシッターを見つけたから」
「世の中のワーキングマザーたちはみんな苦労しているから、あなたも苦労すべきでしょ」というのでは、なんの改善もない世の中になってしまいます。
保活やベビーシッターの手配にかなりの苦労をしたなら、
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- なんでそんなに苦労しなければならなかったのか?
- どこを改善すれば苦労が減るのか?
思考を停止して、後の世代にも苦労を押し付けるだけではダメですよね。
[quads id=1]大事なのは多様性のある子育てができること
職場に子連れOKしたからと言って、それが保育園を拡充する足かせにはならないと思うんですよね。
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- 保育園の拡充も進める
- 子連れでも仕事しやすい職場環境はどんなものなのか、工夫をしてみる
両方やってみればいいじゃん!
と思います。
やってみないとどうなるかわからないしね。
その結果、
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- 同伴スタイルと母子分離スタイルの好きな方を選べる世の中になるかもしれない。
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- 優れたキッズスペースがある職場が増えるかもしれない。
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- 「やっぱり母子分離がいい!」ってなって、職場に併設された保育所が増えるかもしれない。
- 企業に雇われた高給の保育士さんが、増えるかもしれない。
それはそれで素敵じゃないですか?
職場や会議に子どもを同伴させることも、保育園を増やすことも、同時にできることだから、働きやすくするための施策はなんでもやってみたらいい。
そうやって、「とりあえずやってみる」という柔軟性を持つことが、子育て世帯の働きやすさにつながると思います。
「寛容さ」は「あたたかさ」。
世の中があたたかい雰囲気になって、もっと子育て世帯が健康的に働ける世の中になるといいですね。