「大きくなったら何になりたい?」と聞くときの3つのポイント!親子で幸せについて考えてみよう。
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「大きくなったら何になりたい?」とは誰もが子供に聞いたことがあるのではないでしょうか?また、わたし自身も子どもの頃に何度も聞かれた言葉でもあります。
こども自身に夢や希望を持たせることは大事ですが、「何」の部分ってしっかり考えたこと、ありますか?
目次
子供の考える「大きくなったら」
子どもが幼稚園に入り、周りのお友達や先生との交流の中で、いろいろなことを学び経験する機会が増えました。七夕飾りではお願いごととしてなりたいものが書かれていました。
「大きくなったらくるまになりたい。」
他のお友達も「にんじゃになりたい」「プリキュアになりたい」「警察官になりたい」と、子どもなりになりたい姿が具体的にイメージできている様子。
お友達の答えを聞いて、自分なりに出した答えが車だったんでしょうね。たしかに息子は車が大好きです。
こうやって、周りの声を参考にしているうちに、私たちはいつの間にか「大きくなったらなりたい姿」とは「モノ」か「職業」を答えるものと思い込んでしまっているようです。
イメージするのは「職業」
テレビ番組やネットでも見かける「子供に聞いた、大きくなったらなりたいものランキング」では、
- 警察官
- ケーキ屋さん
- 運転手さん
- アイドル
- 野球選手
などなど職業ばかり。世の中にはもっとたくさんの仕事があるはずですが、子ども目線なのでわかりやすく派手でかっこよくてかわいい職業が人気になりますね。
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子どもの頃の夢、叶っていますか?
あなたが小さかったころ、「大きくなったらなりたかったもの」はなんですか?
わたしが小さいころ、大きくなったらなりたかったものは「お母さん」と「学校の先生」です。お母さんは叶い、学校の先生はいろいろ考えて諦めました。
お母さんも学校の先生も、子供にとってはとても身近な存在。子供ながら、お母さんと学校の先生にはしてもらって嬉しかったことがたくさんあります。
だから、「大きくなったら何になりたい?」と聞かれてすぐにイメージしやすかったんでしょうね。
でも、子どもの頃からの夢って大事だけど、その職業につけている人って実際少ないですよね?
その職業につけなかったら・・・
- 怪我や力不足でスポーツを諦めた
- 就活や受験で失敗した
- その職業自体がなくなってしまった
あこがれていた仕事に就けない可能性はたっくさんあります。
AIの技術が進歩しているので、今ある職業の半分は機械やコンピューターに奪われてしまうという予測を聞くと、とても不安になってしまいます。
夢に向かって一生懸命になるのは素敵なことだけど、一つに絞るとつぶしがきかないし、選択肢や可能性を狭めることにもなってしまいます。
大きくなったら何になりたい?と子どもに聞くときの3つのポイント
子どもの可能性を広げるためにも、子ども自身のことをもっと深く掘り下げて知るためにも、大きくなったら「何になりたい?」ではなく、次の3つのパターンで子供に聞いてみましょう。
1.大きくなったら「何をしたい?」
「何をしたい?」という質問では、仕事なら「職業」ではなく「仕事内容」を聞いてみましょう。
例えば、車になりたいという子には「車になって何をがしたいの?」と聞いてみるんです。
この時、子どもが答えに詰まってもいいんです。「なぜその職業につきたいのか?」を考えることが大事。
この「考える習慣」はこれからの受験でも問われる重要なポイントでもあります。
“みてみて”
2.大きくなったら「どういう人になりたい?」
「大きくなったら何になりたいか、まだわからない。」という子でも考えやすい質問です。
ちょっと大きい子向けですが、どういう人になりたいのかを考えさせるのは大事な作業。身近な大人と比べて、
- どういう人が好きか嫌いか
- どの人の、どういうところがすごいと思うか
- どういうことをされて、自分が嬉しかったのか
を考えてみます。
- 困っている人を助けられることがすごい
- いつでも優しい
- トラブルがあったときに、話をじっくり聞いてくれた
- 人の悪口を言わない
- いつも笑顔でいる
など、人のいいところを探す練習はポジティブシンキングにもなるし、コミュニケーション力も養われるのでおすすめです。
3.大きくなったら「どうすごしたい?」
中高生~大人向けの質問。やりたいこと・なりたい人物像が見えてきたら、どう生活したいのかを考えてみましょう。
- 人の役に立ちたい
- 好きなことをして仕事にしたい
- バリバリ働いて昇進したい
- のんびり暮らしたい
- 好きなことに没頭したい
- 家族で仲良くいたい
どういう風に人生を過ごしたいか。そのためにできることは?など、生き方を考えることも大事。自分に合った生き方じゃないとただしんどいだけです・・・
がむしゃらに頑張っても、自分が幸せだと思えない生き方は子供にはしてほしくないです!
“みてみて”
パパ、ママは大きくなったら何になりたい?
「大きくなったら?」の質問例を3つ挙げましたが、子供に聞く前に自分の答えを考えてみませんか?
- これから「何をしたい?」
- これから「どういう人になりたい?」
- これから「どうすごしたい?」
パパやママはもう大人かもしれないけど、人生を100年と想定するとまだまだ先は長いです。
毎日仕事に育児に忙しく動き回っているからこそ、なりたい姿や幸せについて考えて、時には微調整をすることも大切ではないでしょうか。
まとめ:何歳からでも「大きく」なれる
ほんの半年前くらいまで、わたし自身も育児にどっぷりで「これから」のことなんて考えたこともなかった。
でも、「お母さんは大きくなったら何になりたい?」って聞かれて、わたしもまだまだ「これから」なんだ!と思えた。気づけばこうやって文章を書いています。
何になりたいかの答えは出ていないけど、「1年後にはもっと文章を書いていたいな」と思えるくらいには目標ができました。
よく考えてみると、小さいころになりたかったものの根っこの部分は、「人に何かを伝えたい」「子どもにかかわっていたい」ということだったのかも。
その気持ちが今に繋がっている気がして、自分のことが少し好きになれた気がします。
何歳からでもチャレンジはできる。そう思えるとワクワクしませんか?
あなたは大きくなったら、何になりたいですか?